私は医療については素人である。インターネットや知人から情報を得たり、自分で考えたりして様々な疑問や心配が湧いてくるのだが、どうにも解決がつかない。また、病院に行っても「こんなに痛いのにシップと飲み薬だけ?」とか「退院と言われたけど仕事はおろか日常生活を送れる状態ではない」と、途方に暮れることもあった。最も悩んだのは、「あなたの手術は背中を大きく切り開き椎間板の除去と金具による固定をします」と言われた時だ。内視鏡ではできないの?固定する必要があるの?と、それまでに得た知識が消化できずに残った。


そんな時に見つけたのが「セカンドオピニオン外来」という文字である。別の医師にも診断して貰うことらしいと分かり、思い切って主治医に相談してみた。思いの外、あっさりと画像を貸してくれ、早速2件の病院で診察を受けた。その結果、いずれの病院でも早く手術した方が良く、また、金具による固定は直ぐには必要ないとの診断を受けた。術式は、それぞれの病院で異なっていた。
この段階で、実は少し困った。どこで手術を受けるか?だ。1番目にPELD法でできないか?2番目にMED法でできないかと考え、病院を選択した。私の病状ではPELD法は不可能ではないが難しいらしく、MED法に落ち着いた。

このように、セカンドオピニオンを聞くと患者にも判断が求められる。医師により診断や治療方法は異なる訳であり、どれを選択するかは患者自身である。自分の体の治療であるので、自分で考えて結論を導き、納得して医療を受けてみてはどうだろうか。


セカンドオピニオンについて分かったこと。


  • 医師は特に気にしない

「どうぞどうぞ」というスタンスである。検査結果を持参すれば、その場で診てくれる。
検査結果は、検査を行った病院で保存することが義務付けられているようで、「必ず返します」という誓約書を書かされる。特に主治医に告げずに、別の病院の外来を受診しても良いが、検査を全てやり直すことになる。


  • 患者に判断が求められる

 病気にもよるが、治療方針がバラバラになるケースは、患者自身が考える必要に迫られる。


  • セカンドオピニオンは保険適用外
多くの病院でセカンドオピニオン外来という仕組みがあるが保険適用外である。

メリットは、30分1万円くらいで医師を独占できること。外来ではササッと流れてしまう診察だが、自分のためだけに時間を割いてくれる。予約性であることが多いため待ち時間も無い。デメリットは、高額であることと、決まった日時にしか設定されておらず、急ぎの診察は受けられないこと。

デメリットを許容できない場合は、画像やカルテを持参して外来の通常の診察を受けても何ら問題は無い。筆者は、セカンドオピニオン外来の予約をしようとした時に、1か月先にならないと予約が取れないから外来で診ますと提案された。病院自体が予約制であり待ち時間が無く、また、診察も納得できるように受けられたので、無理にセカンドオピニオン外来を受診しなくて良かったと思っている。