毎週土曜日02:40(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』が放送されています。

 

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以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年9月24日の放送は第12話「すがるもの、もがくもの」です。最終回になります。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

 

このようなイントロダクションです。作品のジャンルはダーク・ファンタジーだそう。

 

 

12話(最終回)「すがるもの、もがくもの」

主人公「ガッツ」は、ずっと追い求めていたヒロイン(?)の「キャスカ」にようやく会えました。しかし、それも束の間、ガッツが山羊頭男と戦っている隙に、逃したキャスカが聖鉄鎖騎士団によって捕まってしまい、彼らの信仰する宗教(私は宗教の名前を知りません)の聖地「アルビオン」の「断罪の塔」へと連れて行かれてしまいました。

連行されたことを自分にまとわり付いている少年盗賊「イシドロ」から聞いて知ったガッツは、イシドロと、キャスカを匿っていた○婦のリーダー的存在である「ルカ」と共に塔へと潜入しました。エルフの「パック」は先行して塔に潜入済み。

断罪の塔では、異端審問官「モズグス」と彼の弟子たちが、何者かによって力を与えられたことにより、天使のような羽根の付いた羽が生え、常人では得られそうにない力も得ています。モズグスに至っては口から炎まで吐いており、人間とは言えない存在へと変化(進化?)しています。奴等が「使徒」になったかどうかは、アニメの中では何も説明がなかったと思います。

キャスカはモズグスに魔女と見なされ、火あぶりの刑に処せられようとしています。また、火あぶりとなる前には拷問を受けようとした際に、キャスカの周囲に紫色をした怨霊が多数現れ、塔内から塔の周辺を暴れ回り始めました。

大混乱の中、キャスカを助けに入ったガッツたち。ガッツはモズグスの弟子たちを葬り、モズグスとの1対1に持ち込みます。ガッツは「ドラゴン殺し」の大剣をモズグスの貫いて勝負あったかに思えました。しかし 、モズグスは前進を鋼鉄の羽根のようなものに覆われてさらに異形の存在へと変化します。今度はガッツのドラゴン殺しでも傷をつけることすらできず万事休すかと思われましたが、モズグスがずっと教典を抱えていた胸の部分にだけ鋼鉄の羽根(?)が生えていない様子を認めると、ガッツはそこへ大剣を突き刺して、モズグスを倒すことに成功しました。

 

 

怨霊との我慢比べ

キャスカが呼び寄せたと思われる大量に発生した怨霊はまだ存在しています。塔や塔の周りに集まっていた騎士や信徒たちは逃げ惑っています。

ガッツたちも、今いる塔の頂上からどうやって逃げ出すかを考えていると、怨霊たちがガッツによって地上に投げ落とされたモズグスの身体から発生した炎にだけ近づかない様子を認めます。怨霊が火を苦手としていることに気づいたガッツは、木を集めてそれに火をつけ松明とし、怨霊の群れを近づけまいとします。

チューダー帝国法王庁直属「聖鉄鎖騎士団」の団長ファルネーゼは塔の内部に避難することを訴えていましたが、それはガッツによって却下されました。ガッツが却下した理由は、怨霊は日が昇れば太陽の光によって消え失せるか力を弱めるが、塔の中に入ってしまうと日光が入りにくく怨霊の脅威が続いてしまうから、です。

塔の内部に入るより、このまま塔の頂上にいて日が昇るまで辛抱しようということになりました。次から次へと襲いかかってくる怨霊の群れに心が折れそうになるファルネーゼですけど、神や強者にすがらず、自らの力や可能性を信じてもがくガッツに対して、強い想いを抱くようになっているようでした。ファルネーゼ自身、それが憧れだったり恋慕だったりといった感情だとは気がついていないでしょう。

 

 

クシャーンの襲来とグリフィスの再誕

何とか朝日が上るまで凌ぐことができたガッツたち。塔を降りて正面に集まっていると、そこに「クシャーン帝国」の軍勢が襲いかかります。国同士の関係は私は全く理解していないですけど、ファルネーゼたちの敵であることは間違いありません。

ガッツたちに、聖鉄鎖騎士団副団長「アザン」が加わったパーティに襲いかかるクシャーン兵たち。再び戦いが始まった矢先に、塔の中から(だったでしょうか?)異形の存在が姿を現します。

その異形の存在は今回が初出だと思いますけど、私が忘れているだけかもしれません。外見は体長が優に10mを超えそうな黒色の巨躯に、頭部はライオン、コウモリのような翼を持つ、ファイナルファンタジーに登場するベヒーモスのような存在です。あまりに人間からかけ離れた造形をしていることから、使徒かゴッドハンドかと思われます。

そのとき、ガッツは「髑髏の騎士」の存在を認め、彼(?)が剣で指し示す方向を見ると、その先には太陽の光に包まれた1人の人間の男が立っていました。ウェーブの掛かった白色か銀色の長髪をし、女性のような顔立ち、周りには羽根が舞っています。ガッツはその男を見て「グリフィス」とつぶやきました。彼こそが仇敵グリフィスのようです。

実は、その前に怨霊たちがある存在に向かって集い、うめき声のような言葉にならない言葉を発していました。彼らの神を崇めているかのようです。ガッツの持っている卵型の何か、そして「完璧な世界の卵」もそれに共鳴しています。前回「完璧な世界の卵」が赤子を体の中に入れていましたが、その赤子がグリフィスへと変化したように私には見えました。見間違いかも。

このグリフィスの再誕とも言えるイベントが、以前話題に出ていた「(しょく)」なのでしょうか。だとすると、つまりグリフィスの誕生は「完璧な世界の卵」の願い「完璧な世界の孵化」とイコールということを意味しそうです。「完璧な世界の卵」の生贄は今ある世界の終わりだった気がするのですが、奴は常に断罪の塔の地下に埋もれた存在だった訳ですから、奴にとっての世界は断罪の塔そのものの可能性があり、断罪の塔が怨霊などによって破壊され、塔に携わっていた人物がタヒんでいる今、彼の考える「世界」が壊されたということなのかな、と私は考えています。正しい認識かはわかりません。

ベヒーモスのような異形の存在がグリフィスの元へゾッドが向かい、グリフィスにひれ伏します。

私は、「蝕」は人間が使徒になるための儀式だと思っていたのですが、そうではなくゴッドハンドが生まれる儀式なのかもしれません。というのも、ベヒーモス的なあいつは使徒だと思うからです。使徒がグリフィスにひれ伏しているのならば、グリフィスは使徒より上位の存在であることを示しているはずですから、使徒の上位の存在となるとゴッドハンドしかいません。私の知る限り。それか神?

標的をグリフィスに変更したクシャーン兵が襲いかかりました。しかし、クシャーン兵はベヒーモス的な存在の相手にならず、千切っては投げられ千切っては投げられています。ファルネーゼたちはその隙に逃げます。ガッツとキャスカの2人はグリフィスに目を奪われたままで逃げそびれ(逃げる意思もなかったでしょうけれども)、二手に別れてしまいました。パックはガッツに付いています。

そうこうしているうちに、グリフィスはベヒーモス的なあれの乗って断罪の塔の跡地からどこかへ飛び去って行きました。

 

 

おわりに

ガッツはキャスカと共に巨大な黒馬に乗ってクシャーンの本体を突破しようとしていました。どうなったかは不明ですけど突破していることでしょう。

逃げ出したファルネーゼたちは皆無事。イシドロは再びガッツを追いかけ、ファルネーゼも僧籍を捨て騎士団からも抜けてガッツを追うことにしたようです。従者のセルピコもファルネーゼに付いていきます。ルカはアルビオンに残りそうです。ルカの妹分のニーナは生き残っていたヨアヒムと共に旅立ちました。

こうしてアニメ『ベルセルク』の「1期」が終わりました。

 

 

そう、来春、2017年春に『ベルセルク』の2期がスタートすることが告知されました。いやいや、本作はネットであまり評判になっていなかったですから、てっきり1期で終わると思っていました。これは意外でした。

正直、3話くらいまでは切ろうかどうかずっと迷っていました。『亞人』もそうでしたが、3DCGがどうも合わなかったのです。でも何となく観続けていると、私が3DCGに見慣れてきたのか、制作側が3DCGの扱いに慣れてきたのかわかりませんけど、あまり気にならなくなってきました。物語の面白さがそういうネガティブな面を覆い尽くしてしまったのかもしれないですね。気がつけば今期のアニメで一番次回が待ち遠しい作品んなっていました。それだけに2期放送決定はとても嬉しいです。

 

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